この記事は、
過去のニュースレターのアーカイブとして公開しているものです。
原則として、配信当時のそのままを載せています。
こんにちは!
アトラクションコーチの土方奈々絵です。
2月6日(日)に牛島日出男先生のZoom会でお話をさせていただきました。
テーマは『生き方の指針としての人間性回復運動とアトラクション・プリンシプル』。
常々感じていたうっしー先生の言葉や在り方と
アトラクション・プリンシプルとのつながりを整理しながら
自分なりに言語化していくのはとても楽しかったです。
私は中学・高校生時代に山室静氏の「世界むかし話集」という本を読んで、
各国の昔話には地域性も共通点もあることを感じて非常に興味を持ちました。
それで大学では昔話の代表、グリム童話について学ぼうとドイツ文学科に進みました。
グリム研究には色々な分野(民俗学、社会史学、深層心理学ほか)がありましたが
昔話の様式論を研究したマックス・リューティ氏の理論が一番おもしろく、
特に「口で語られる/耳で聴く」物語と
「文字で書かれた/目で読まれる」物語の文体の違いに惹かれました。
当時合唱団で歌を歌っていた私としては「耳で聴く」音楽との共通点にもワクワクしました。
それを卒業論文のテーマにしましたが、
大変ながらもとても充実して楽しかったのを覚えています。
今回もトマスやアトラクションと
うっしー先生、私がこれまで出会った素晴らしい人々や言葉との共通点を見つけて
本当にワクワクしながら取り組めました。
一言で言えば「探究心」なのかな。
心惹かれる要素を手掛かりに色々な視点で世界観を探索し、
見えてきた共通点や原理原則を自分なりに適用/言語化して人に伝える。
まさに自分の《価値》なのだろうと思います。
というわけで、
今回のテーマについて、伝えきれなかった部分も含めて
改めてここでシェアしていこうと思います。
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最初に、タイトルの「生き方の指針」について。
個人事業主として屋号を決めるにあたって、
自分にとっての一番のテーマは何だろうかと自問したときに
「生き方/生き様」という言葉が一番しっくりきました。
それで、「生き方をコーチする」という意味を込めて
「CoachKarriere」(Karriereはドイツ語で「キャリア」)とつけました。
いつから「生き方」が自分のテーマになったのか?
おそらく、父の仕事の関係で子どものころから身近にあった
『宇宙戦艦ヤマト』と
手塚治虫先生の作品群(特に『火の鳥』『海のトリトン』あたり)
の影響は大きかったと思います。
いずれの物語にも、命をかけて何かをしなくてはならなかったり、
何故生きていかねばならないのかを問うたりするような
「生き方」を考えさせられるようなテーマが流れていました。
小学生の頃にこうした環境にいて、
「どう生きていけばいいのか?」という問いや
生き方の指針となるようなものに意識が向くようになったのかなと思います。
ここでいう「指針」とは、
幸せに生きていくために自分が拠り所としているもの、
行動指針・信条・信念・価値観
といったものと思っていただけたら結構です。
この生き方の指針は、私だけでなく、誰もが何かしら持っているものだと思っています。
あなたはどんな生き方の指針をお持ちですか?
よかったら教えて下さい。
私にとって、アトラクション・プリンシプルはこの生き方の指針となり得るものでした。
そして、他にもいくつか私なりの生き方の指針を持っているので、
次回はそれも含めて、アトラクションの世界観について書いていきます。
それではまた!
追伸:
とっても細かいことですが、
この【Follow Your Heart】を今号から「メールニュース」ではなくて
「ニュースレター」と呼ぶことにしました。
誰もが自分の心に従って、ご自分の価値を発揮していく素晴らしい人生を送れますように。
そんな願いを込めて、何かしらポジティブなものをシェアしていきたいと思っています。
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