本日、53歳の誕生日を迎えました。
私にとって、誕生日とはお祝いしてもらうよりも、
これまでたくさんの方にお世話になったおかげで
今の自分がいることに感謝の気持ちを伝えたい日です。
53年の間、
一緒に過ごしてくれたり、
楽しい時間を共にしたり、
愛情を注いでくれたり、
心配してくれたり、
サポートしてくれたり、
辛いときに側にいて話を聴いてくれたり、
学びや豊かな時間を分かち合ってくれたり、
拙いメールニュースやブログを読んでくれたり、
他にも色々と私に関わってくださること、
本当にありがとうございます。
これからも、一緒に人生を楽しむ旅を歩んでいただけたら嬉しいです。
誕生日というと、去年
とてもザワザワしたことがありました。
実は、私がファウンデーションを学ぶのにお世話になっているMコーチも
今日が誕生日です。
昨年の8月、Mさんのワークショップに参加し
懇親会でサプライズ的にMさんをお祝いする場に2回居合わせました。
1回目は、他にも8月に還暦を迎える方のサプライズお祝いもあり、
「8月生まれの人も是非!」と呼ばれたので、
私も前に出て沢山の方々のお祝いシャワーをいただいたのですが、
正直めちゃくちゃ居心地の悪さを感じてました。
改めて実感したのは、私は沢山の方の前で
「お誕生日おめでとう!!」シャワーを浴びるのが好きではないのだということ。
「おめでとう」を言われるのが嫌なのではなく、
たくさんの人からわーっとシャワーのように言われる/伝えられるのが
めちゃくちゃ居心地悪いのです。
そういえば、気心の知れた人たちと食事に行き、
その席で「おめでとう」と言ってもらうのは嬉しいけれど、
他の席の人たちからの「おめでとう!!!」シャワーを浴びるのは
ちょっと恥ずかしいし、演出によっては居心地悪くなる気がします。
これはリアルに限らないことで、
SNSでもお誕生日になるとたくさんの「おめでとう」コメントに溢れると、
嬉しい気持ちもありつつ、いただいた一言コメントにお返事するのが大変で、
どうお返事しようかといつも苦痛に感じてました。
そこで、誕生日当日の投稿で
「おめでとうの言葉の代わりに、
あなたにとって私がどんな存在なのかを教えてください」
とリクエストしたところ、
私のことをどんな風に感じているのか、
お一人お一人心のこもった承認のお祝いメッセージをいただきました。
あれは本当に嬉しかった!
私のわがままに付き合ってくれる人たちがいることも
とっても幸せだなぁと思いました。
2回目は、ファウンデーション強化合宿の食事の場です。
みんなで「Happy Birthday」を歌い、
ケーキやプレゼントを用意してMさんにお祝いの気持ちを伝えました。
1回目の時もそうでしたが、
なんとなく「私もMさんと誕生日が一緒なんだよね」と思いつつ、
ものすごくモヤモヤした気持ちがあって、
「これは何なんだろう・・・」と気になりながら
気持ちよくお祝い出来ていない自分にも残念な感じがしました。
それで夜、部屋に戻ってから同室の方に
「実は・・・」と話を聴いてもらいました。
色々話してみて分かったのは、
ただ単に「私もMさんと誕生日が一緒なんだ」と言いたかっただけだったということ。
誕生日が一緒ということを別に隠しているわけではないので、
黙っているのも水くさい気がする。
それでいて、後で「言ってくれればいいのに」と言われたくない。
だからといって、「私もその日誕生日です」と言ってしまって、
「じゃぁ、ななちゃんもお祝い!」と引っ張り出されたくはない。
そんなことをモヤモヤモヤモヤ考えていたんだなぁ・・・と
自分で自分がおかしくて、笑ってしまいました。
今年も、ちょうど先週末にファウンデーション強化合宿に参加しました。
去年と同じく、Mさんのお誕生日をお祝いする時間がありました。
面白いことに、今年は何のモヤモヤもありません。
曇りなくすっきりした気持ちで、
Mさんに「お誕生日おめでとう!」を言えている自分が嬉しくなりました。
それを、去年話を聴いてくれた仲間に報告したり、
こっそりと「お誕生日おめでとう」メッセージをもらったりして、
心が通う「おめでとう」があることにものすごく幸福感を感じています。
それが、私にとって本当に嬉しい誕生日プレゼントなのだと思います。
あなたは自分で自分の「個性」を潰していませんか?
どう祝ってもらったら嬉しいのかは、本当に人それぞれですね!
是非自分がやって欲しいお祝いの仕方を周りの人に伝えてみてください。
それではまた!
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