先日、コーチ仲間のKさんに誘われて
横浜市の女性起業家プロモーションイベントにお邪魔しました。
コーチング仲間の2人が出展していたのですが、
私はお名前は知っていたけど直接お話しするのは初めて。
彼女たちを応援する仲間も数人駆けつけ、
イベント後はみなさんと飲みご飯を一緒し、楽しい時間を過ごしました。
その席で、自分でも思いがけないことがありました。
「ななちゃんはコーチングを学んで何が変わりましたか?」という趣旨の問いかけに
ちょっと考えて出てきたのが
「頑固なところがなくなってきた」という回答でした。
(Kさんから「今でも頑固」という突っ込みは入りましたが…)
若いころからよく「頑固だ」と言われましたが、
それが今では、その時すぐには分からなくとも
ほどなくして「ん?今のはちょっと頑なだったかも」と気づき
それを緩めて選択したり行動したりできるようになっているかも、
と思ったことをシェアしたのでした。
何が「思いがけないこと」だったかというと、
同じような問いに対して、以前だったら
「以前よりも自分を良く知れた」とか
「コミュニケーションが良くなった」といような答えを返していたからです。
自分の頑固さについて言及したこともほとんどないので、
自分でも全く想定していなかった答えに
内心非常に驚いていました。
それがとても印象的だったこともあり、
帰り道、みなさんと別れてから
自分がした発言について思い返していました。
伏線はありました。
実は、イベントに誘われた当初、行くのを躊躇しました。
出展者の2人が提供しているのはゴルフ関連の事業。
私は全くゴルフに興味がないので、
そんな自分が駆けつけるのも何だかなぁ、
かえって失礼なのではないか、と率直に思いました。
さらに「女性起業家」の集いというと
なんだか金儲けにギラギラした人たちの集まりが想起され
一気にテンションが下がったのを感じました。
「何でこんなにテンションが下がるんだろう?」と
自分でも不思議に思いましたが、
かつて参加した個人事業主向けのマーケティング講座で
全然興味がないのに「仲間なんだから」という理由で
Facebookで他の参加者のゴルフイベントの告知シェアを強制されたことや、
今まで出会った「女性起業家」たちのギラギラ感など、
これまでの(嫌な)体験に反応しているだけかもしれないと思い当たりました。
そんな「反応」で断るのももったいないかもしれない、
そもそもKさんには会いたいし、
出展者のお2人含め、新たな出会いがあるかもしれないし
せっかくのお誘いなので出かけてみよう!
…という流れでお誘いを受けたのでした。
その結果、
イベントは女性らしいクラフトや食などの販売会がメインで
好みのブローチやヘアアクセサリーをつい買ってしまいました。
お2人のブースではパターを体験させてもらい、
パターゴルフは楽しめるかもしれないと新たな発見もありました。
飲みご飯の席でのおしゃべりで交流できたことも含め
来て良かったなぁ…と楽しんでいる自分がいました。
「思いがけない発言」というのは、
実は本人が無意識に感じていること、
微かに気づいていることが元になっている可能性があります。
そこを掘り下げていくとで、自分にとっての真実が認識できるかもしれません。
その不意の発言は、あなたに何を教えてくれますか?
この体験からずっと
「頑固さの手綱を緩めて好機を掴む」というアンテナが立っています。
「自分の頑固さによって自分が体験する/学ぶ機会を失っていないか?」
「こだわっているのは本質的なことか?そうでないのか?」
そんな問いを持って自分の選択を検証しています。
ちょっとした不意の発言が教えてくれることは本当に貴重ですね。
それではまた!
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