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〈あなたの《価値》はなんですか?〉

執筆者の写真: 土方 奈々絵土方 奈々絵


この記事は、

過去のニュースレターのアーカイブとして公開しているものです。

原則として、配信当時のそのままを載せています。


 


こんにちは!

アトラクションコーチの土方奈々絵です。


 

2月6日(日)に牛島日出男先生のZoom会でお話しした

『生き方の指針としての人間性回復運動とアトラクション・プリンシプル』の内容を

引き続き書いていきます。

いよいよ最後、「使命」についてまとめていきます。

 

※これまでのお話はこちら

  

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◆人間性回復運動との共通点③使命(2)◆

 

前回、人生の軸となりうるものとして《価値》をお伝えしてきましたが

改めて整理していきます。

 

①自分の《価値》 とは、本来の/ありのままの/自然体の「自分」です。

《価値》とは、その人の本質的な部分、子どもから大人まで変わらない部分でしたね。

 

トマスは《価値》をニーズやウォンツと区別する際に

"Values are you. (価値とは、あなたである)"

と繰り返し述べています。

 

実は、自分の外にあるもの(「〇〇しなくては」「〇〇できたからやった方がいい」など)

を中心に生きていると、

自然体の自分がやりたいと思っていたことがわからなくなったり、しぼんでしまったりします。

 

例えば、先の私の体験でいえば、

"The Portable Coach" に何が書いてあるのかを知りたくて

翻訳するのが楽しくて取り組んでいたはずなのに、

勉強会のために「××までに訳さなくては」という義務に意識が向くと、

つらくなったり、エネルギーが出なくなってしまったりしたこともありました。

純粋に楽しい!おもしろい!と思って取り組んでいると、

自然とエネルギーが出てきて翻訳作業も進みます。

 

そのように、ありのままの自分を発揮するためには、

ありのままの自分でいることを優先したり、大切にしたりすることが肝要です。

そうできなければ、自分の《価値》を発揮することが出来ません。

これは、1番目の原理原則であり、

訳本のタイトルである「Selfish/自分本位であること」にもつながっていきます。

 

②自分の《価値》 とは、自分の本質(自然と心惹かれるものごと)で他者に「価値」を提供するものです。

これをイメージするために、ダイヤモンドを例に取ってみましょう。

「ダイヤモンドの価値」と聞いて、何を思い浮かべますか?

 

実は、ダイヤモンドには色々な特質があります。

  • 美しさや輝き   4C:色(カラー)/透明度(クラリティ)/重さ(カラット)/研磨(カット)

  • 天然の物質で最も硬い

  • 高い熱伝導率

  • 絶縁体(電気を通さない)

  • 炭素だけでできている

ダイヤモンドの価値として、こういった特質が挙げられるのではないでしょうか?

 

では、もう1つ質問です。

あなたにとって、「ダイヤモンドの価値」とはなんですか?

 

私にとってはやはり「輝き」です。

小さくてキラリと光る物が大好きなので(これも私の価値の1つ)、

普段よくダイヤモンドのアクセサリーを身につけています。

 

しかし、工業や技術の世界では

ダイヤモンドはカッターや研磨などの機器に使われています。

そうした立場の人にとっては「硬さ」がダイヤモンドの価値となるでしょう。

 

このように、【価値】という言葉には

①そのものが持つ性質/本質

②他者が受け取る有用性

という2つの焦点があります。

 

トマスが、その人が心惹かれるものや活動をその人の《価値》と名付けたのは、

それが他者に「価値」を提供するからです。

 

うっしー先生は本当に人が好きで

(おそらく先生の《価値》なのではと私は思うのですが)

こうやって人を集めたり、人と関わって下さったりすることは

好きで楽しいからやっているだけなのだと思います。

そして、私たちはそこからたくさんの素晴らしい学びの機会を受け取っています。

まさに、うっしー先生がご自身の《価値》を体現されて、

周りがその「価値」を受け取っているということなのでしょうね。

 

③自分の《価値》 とは、自分の命の使い道、「使命」そのものです

辞書で「使命」の意味を引くと「果たさなくてはならないもの」とあります。

私たちが人生で果たさなくてはならないのは、

自分が心惹かれるものに沿って楽しむこと、素晴らしい充実した人生を送ることです。

 

もっというと、

あなたの使命は、あなたの中にある、ということです。

何か自分の外にあるものから「使命」を探そうとしなくても、

何かを成し遂げたり、誰かの役に立とうとしなくてもいいのです。

 

そして、自分が心惹かれるものに沿って生きていく中で、

副産物的に誰かに「価値」を提供できたなら、本当に素晴らしいことです。

「価値」を提供しなければいけないということではありません。

ただただ、自分の《価値》に沿って生きていくだけでいいのです。

それがまさしく「使命」なのだと思います。

 

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さて、数回にわたり

「3つの充分(充分学んでいるか?充分愛しているか?充分使命を果たしているか?)」

に沿って、生き方の指針となり得るもの、

アトラクション・プリンシプルとうっしー先生の人間性回復運動との共通点について

お話ししてきました。

(本当は、他にも色々と共通点を感じているのですが、

今回は代表的な共通点ということで、3つの充分に焦点を当てお伝えしてきました)


 

充分学んでいるか?

充分愛しているか?

充分使命を果たしているか?

 


言い換えると、


 

学び、進化しているか?

1人1人に関心を持ち、ポジティブな影響を与えているか?

自分の《価値》で「価値」を提供しているか?

 


私自身、時々これを自分に問いながら、人生を生きています。 

 

そして、1人1人がこういった意識と行動に取り組めば…

誰もが本当に心が喜び続ける人生を送りながら

心身共に豊かな世の中になっていくようになる。

 

私はこれを信じてアトラクション・プリンシプルを皆さんにお伝えし、

活用していただけるように活動していますし、

うっしー先生の人間性回復運動にもつながっていると思っています。

 

 

いかがでしたでしょうか?

あなたの人生が素晴らしいものになるように

これらの視点が少しでもお役に立てば幸いです。

 

そして、あなたの感想を私に教えて下さい。

私の《価値》がなんらかの「価値」を提供できたのか、是非知りたいと思います。

このメールに返信していただければ結構です。

あなたのメールを楽しみにお待ちしています。

 

 

それではまた!

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