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〈あなたにとってパートナーとはどんな関係性がベスト?〉

執筆者の写真: 土方 奈々絵土方 奈々絵


この記事は、

過去のニュースレターのアーカイブとして公開しているものです。

原則として、配信当時のそのままを載せています。


 


こんにちは!

アトラクションコーチの土方奈々絵です。



私事ですが、本日でこの世に生を受けて半世紀となりました。

ここまで命をつないで来られたのも、

今の幸せに満ちた人生を送ることができているのも

両親やパートナーを始めとする家族、

学生時代から社会人、仕事仲間に至るまで沢山の友人・仲間のみなさん、

その他これまでの人生でサポート、お叱り、応援などをしてくださった数多くのみなさまのおかげです。

改めて感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。

 

私と関わってくださって本当にありがとうございます。

これからも命ある限り、自分自身を発揮しお役に立つことで、恩送りをしていきます。

 

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さて、今年に入って、両親をケアをする機会が増えました。

介護的サービスも利用しつつ、

必要に応じて私と兄がそれぞれ片道約2時間の距離を出向いています。

 

先日、夫とうちの両親のケアについて話していた時、

彼が「結婚しててよかった」と言い出しました。

私たちは他界するまで3年ほど、認知症の義母のケアをしてきました。

認知症カフェやケアマネさん、介護施設のスタッフのみなさん、

沢山の方々に支えていただいたことも大きかったけれど、

今思い返して、もし独身だったら、

1人で分からないことだらけで、対応しきれず介護離職していたかもしれないし、

その後どんな人生になったかわからない、と言います。

 

実の親のケアを顧みれば、私も同感でした。

改めて、今、夫がいてくれて何が良かったのか?に目が向きました。

一番ありがたいのは、「自分事」として一緒に考えてくれることです。

迷いごとがあって相談する時は一緒に考え、悩み、意見を伝えてくれ、

ただ話を聴いて欲しい時も当事者として一緒にいてくれる感じがあります。

それでいて、介入しすぎない。

私の親のことだから、最終判断は私と兄で決め、

決めたことは支持する、というスタンスをとり続けてくれます。

 

そう感じていたことを彼に伝え、私へのフィードバックを求めると、

私も同様のスタンス、関わりをしていたと思うと言ってもらえました。

2人で義母のケアを考え、対応するけれど、最終的に何か判断が必要なときは夫に委ねる。

もっと言うと、介護以外の部分でも、2人の問題の時は2人で考え対応するけれど、

お互いの問題に関しては互いに「自分事」に捉えても相手の意思決定を尊重する。

私たちパートナーの在り方について、非常に明確になった出来事でした。

 

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私自身がこのスタンスを取れるようになったのは、

コーチをやってきたおかげだと考えています。

そう、この関係性はコーチとクライアントの関係性に非常によく似ています。

(家族とクライアントは違うので全く一緒ではありません) 

 

コーチはクライアントが目指しているものを自分事として捉え、コミットする。

クライアントの意思決定を尊重し、介入しすぎない。

その範囲でクライアントに関わり続け、コーチとしての役割を果たすことに責任を負う。

クライアントは依存するのではなく、自分の意思決定や行動に責任を負う。

互いが自立し、互いが責任を負い(=コミットし)協力し合う、まさに「協働」関係があります。

 

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パートナーの在り方は、パートナーによって色々あって良いのだと思いますが、

私自身は夫とのパートナー関係は

この協働のスタンス、関係性が今のところベストだと感じています。

あなたにとってパートナーとはどんな関係性がベストですか?

 

それではまた!

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