· 

弱みは強みに転向する

こんにちは!
ライフ・コーチの土方奈々絵です。

 

あなたはストレングスファインダーをやったことはありますか?

 

ストレングスファインダーとはギャラップ社が開発したツール(※下記注)で、

人が持つ様々な能力をあらゆる角度から抽出して分類した34種類の才能=資質のうち、

自分自身に最も強く表れている5つの資質、強みの源泉を知ることができます。

 

コーチングでは「強み」に焦点を当てることから、良く利用されているツールの1つです。

 

 

私は10年ほど前に初めてストレングスファインダーを受けましたが、

その時出た1位の資質は「共感性」。

 

この結果を見て最初に自分の脳裏に浮かんだのは、

辛くて悲しい、思い出したくない記憶と想いです。

 

 

子どものころ、私は映画やドラマを見るのは割と好きで、

ストーリ―や登場人物に感じ入ってはしょっちゅう泣いていました。

 

高校生の時、学校の映画上映会で「ミッション」という映画を見たのですが、

2人の宣教師の想いと行動に、そしてその背景の理不尽さに激しく揺さぶられ、

1人でボロボロ泣いて、しばらく席を立てませんでした。

 

みんなの前でオゾン層破壊をテーマに話をする機会があった時は

途中で何かスイッチが入ってしまい、

泣きながらみんなに訴えかけたはいいけれど、終わってからも涙が止まらず。

友人に非常に心配されてたことを覚えています。

 

ニュースや報道番組を見て、辛く悲しい事件に涙する。

感受性が強いのか、共感性が高いのか。

ただ嘆き悲しむだけで、何もできない自分が不甲斐なく、

とても無力で役に立たない人間だと感じていました。

「もっと強くならなくては!」と内心思っていました。

 

 

だから、「共感性」が強みという結果が出ても、全く納得できません。

 

「こんな強みが、コーチとしていったい何の役に立つの!?」

 

そんな想いをあるコーチ仲間にぽろっと話すと、意外な言葉が返ってきました。

「クライアントさんにとっては、寄り添ってもらえるのは嬉しいんじゃないかなぁ?

コーチとして必要な、素晴らしい強みだと思うよ!」

 

私の中で「弱み」と「強み」がひっくり返った瞬間でした。

 

 

 

『あなたの最たる弱みは、自分自身の最高の部分にアクセスする最速の方法かもしれない』

(「ポータブル・コーチ」Step17.自分の最たる弱みを認める No.1)

 

人は得てして、自分の弱みに目が行きます。

就職支援の中で自己分析を扱う時も、学生は自分の「弱み」はすらすらと出てくるのに、

その裏返しとしての「強み」を自覚していることは稀。

自分には弱みばかりで、強みはないと思っていることが多々あります。

 

本人の「弱み」を聞いて、その裏返しとして想定される強みを挙げ、

「そういうところない?」と聞くといくつかは当てはまり、

初めて「そんなことが強みなの?」として意識を向け始めます。

(それでもまだ、すんなりと受け入れられない学生も多いですが…)

 

強みを意識するために、あえて弱みに焦点を当てる。

「自分」に対する視点を変える効果的な方法かもしれません。

 

 

あなたの最たる弱みはなんでしょう?

 

 

 

ちなみに…。

今回改めて「共感性」の資質について調べていたら、

「クライアントが言いたいことを言い表せない時に、適切な言葉の候補を提供する」

というスキルとして活用していることに気づきました。

本当に、自分の強みは見えにくいですね!

 

 

それではまた!

 

 

 

(※注)ギャラップ社のストレングスファインダーのサイト(日本語)

https://www.gallupstrengthscenter.com/